HISTORY OF SSFF & ASIA
2020年
Themeテーマ
(ニュー)ボーダレス
Dates開催期間
9月16日~9月27日
About概要
変化を力に変えていこう。
新型コロナウィルスの世界的な流行で、私たちの社会は大きな変化に直面しています。それらの変化には、決して悪い変化だけではなく、新しいコミュニケーションや表現の扉を開く前向きな変化があると私たちは考えます。
例えば、オンラインコミュニケーションは国境を超えたコミュニケーションの可能性を私たちに感じさせ、動画配信サイトで発信される映像は、プロフェッショナルとアマチュアの境界をなくし、下剋上ともいえるチャンスを生みました。
そして、映画を含む文化芸術の場ではウィズコロナに対応した新しい表現のカタチの模索も続いています。それらの中には、模索の一つとして終わるものもあれば、新しいスタンダードへとつながるものもあるでしょう。変化は現在進行形で続いていて、まだ評価がされていないのが現状です。
SSFF & ASIAは毎年世界中で作られるショートフィルムを集め、審査する価値づけ機関としても活動してきました。
今年は世界がコロナウィルスに直面してから約半年のこのタイミングで、新しい表現に目を凝らし、価値ある表現に光を当てる役割をも担います。
6月からの開催延期に伴い、映画祭テーマを「ボーダレス」から「(ニュー)ボーダレス」へと変更した背景には、「その表現がどんな境界(ボーダー)を越えた新しい表現であるか」を考える、というメッセージを込めています。
これまで社会を区切り概念を生み出してきたボーダーを超えること、すなわち、私たちが今まで当たり前のこととして受け入れてきた概念を改めて見直してみること。今年のSSFF & ASIA はショートフィルムを通じて、新しい時代の「(ニュー)ボーダレス」な表現の形を立ち上げます。
Jury審査員
- オフィシャルコンペティションsupported by Sony
- 和泉元彌、犬山紙子、Jeffrey Bowers、筒井真理子、深田晃司
- CGアニメーション部門
- 上坂すみれ、熊坂出、杉山知之
- ノンフィクション部門
- 滝田洋二郎、パトリック・ハーラン、望月理恵
Grand Prixグランプリ作品
11月1日
- 監督
- Charlie Manton
- 時間
- 0:24:42
- 国
- イギリス
- ジャンル
- ドラマ
- 年
- 2019