SHORTSHORTSとは

SHORTSHORTS とは

 SHORTSHORTSは、ショートフィルム(短編映画)の総合ブランドです。1999年より開催している米国アカデミー賞公認・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF & ASIA)を中心に、各種上映イベント、作品配給、作品製作、企業や行政などとのコラボレーションプロジェクトを展開しています。
 5G時代の到来により大容量のデータ通信が可能になることで、スマートフォンなどの携帯デバイスでも高画質な映像コンテンツ・映画作品をより快適に楽しむことができるようになります。その一方で、映画館での鑑賞にとどまらないリアルな場所での映画体験もますます重要視されています。SHORTSHORTSは、若きクリエイターをさまざまな活動から支援するとともに、ショートフィルムの活用場所を広げていきます。

SSFF & ASIA とは

「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」(SSFF & ASIA)は 1999年の誕生以来、毎年6月に東京・原宿表参道エリアを中心に開催されている映画祭です。国際短編映画祭としては、アジア最大級の規模を誇り、10,000を超える作品が毎年世界中から集まります。オフィシャルコンペティション(ジャパン部門、アジア インターナショナル部門、インターナショナル部門)をはじめ、「環境」「観光」「CGアニメーション」「ノンフィクション」など、様々なジャンルの部門・プログラムで構成されています。また、グランプリ作品は次年度のアカデミー賞短編部門のノミネート候補作品となります。2018年に映画祭が20周年を迎えたことを記念し、グランプリ作品は、ジョージ・ルーカス監督の名を冠した「ジョージ・ルーカス アワード」と命名されました。

トップメッセージ

1999年6月4日、私達の映画祭は、ストリート・カルチャーが息づく街、渋谷・原宿・表参道で産声を上げました。その5年後には「アジア インターナショナル部門」が誕生、米国アカデミー賞の公認映画祭になるなど、アジアの風と世界の鼓動を日本に集めてきました。そして、映画祭を愛する皆様のご協力のもと未来を担う映像作家たちが集う祭典へと育ってきました。
毎年6月に開催する映画祭以外にも、私たちは様々なプロジェクトを通して、ショートフィルムの普及推進と映画文化の振興に取り組んでいます。たとえば、2016年に立ち上げたプロジェクト「Branded Shorts」では、プロモーションやブランディングの課題をもつ企業と、ショートフィルム制作者をつなげ新たなショートフィルム製作のモデルを生みました。また、2018年にスタートしたオンライン上の映画館「ブリリア ショートショートシアター オンライン」では、日本全国どこにいても、どんな時間でも、世界中から集めた秀作ショートフィルムを楽しむことができるようになりました。
私たちの目指すものは、映画祭開催にとどまりません。世界の中の日本で、ショートフィルムのカルチャーを育てること。ショートフィルムの持つ可能性を、より多くの方々とのコラボレーションの中で広げていくこと。20周年を超えた次の時代も、私たちは新たな映像事業に挑戦し続けます。

ショートショート
フィルムフェスティバル & アジア 代表
株式会社パシフィックボイス代表取締役
別所哲也