SHORT SHORTS FILM FESTIVAL & ASIA 2019 CINEMATIC ATTITUDE

カンヌ映画祭最高賞パルムドールを受賞した是枝裕和監督。私は20年来の友人でもある彼のある夏を記録した。カンヌ、沖縄、茅ヶ崎。海辺の町で、完成した映画が多くの人々に抱かれ次の物語が紡がれるまでの短い夏。

LGBTを始め全ての人権を守ろうと活動していたブラジル人の政治家マリエル・フランコは2018年3月に殺害された。最愛の恋人モニカ・ベニチオは彼女に代わって貧困層、LGBT、アフリカ系ブラジル人、すべての人権を守ろうと戦い続ける。

日没後、男は公道や高速道路で轢かれて死んでしまった野生の動物を食用に回収する。本作は車で轢かれた野生動物（ロードキル）の有効利用についての実験的なドキュメンタリー。生と死の境界線、そして人間が作り出した世界の片隅を探究する。

オサマとアイマンの兄弟はスケートボーダーであり、企業家でもある、アメリカ人のイスラム教徒だ。アメリカの首都・ワシントンを滑走しながら都市に広がる「イスラム恐怖症」についてユーモアを交えながら解説する。

イラン人がこの世で最も好きなものは米、太陽、アイスクリーム、魚、チューリップの５つ。ベルギーの学校に通う少女はクラスメイトたちに自身の故郷を紹介し、ペルシャ語の詩を披露する。突如変わった喋り方をする彼女を不思議がっていたクラスメイトたちだったが、徐々にその違いに慣れ親しんでいく。