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【イベントレポート】 第5回いばらきショートフィルム大賞授賞式とノミネート作品上映, 6/10, 表参道ヒルズSpace O会場
茨城県の魅力を、映像を通して国内外に発信することで、観光客の誘致促進を目指したコンペティション「いばらきショートフィルム大賞」。82本の応募作の中から、大賞の発表と授賞式が開催されました。
プログラムの冒頭では、Ark監督の『IMC』、中川楓子 & 畠中沙英共同監督『つくばカミングアウト』、鈴木純一監督『つちかほる 〜芽生え〜』のノミネート3作品を上映。茨城県の広報CMを企画する県庁職員、久しぶりの里帰りでそれぞれの秘密をカミングアウトすることになる4人の男女、進路に悩む実家が農家の女子高生など、登場人物のキャラクターひとつとっても、どれもヒネリがきいていて見応えたっぷりでした。
上映後には、茨城県の大井川和彦知事からご挨拶。茨城県が『永遠のゼロ』など15年間で5,000もの撮影が行われる“映画ロケ地県“であることなど、意外なエピソードを披露してくれました。
栄えある大賞は、A.T.と近藤勇一のユニット・Ark監督の『IMC』に決定!賞金100万円を授与された近藤勇一さんは、茨城県の名瀑・袋田の滝を訪れた時の感動をまじえながら、「魅力のない都道府県1位という残念なランキングがある茨城県ですが、実は山ほど魅力があります」と語ってくれました。
審査員の写真家・織作峰子さんは、「県内8つの市を舞台にするなど、茨城県の魅力が余すことなく表現されていました」と講評。続いて、本映画祭代表で茨城大使でもある別所哲也は、「シネマが持つ物語性と光の絵の具とも言える映像技術を駆使して、茨城県の魅力を素晴らしいバランスで表現していました」と感想を述べ、「ショートフィルムは、作り手の皆さんと観客の方たちがいて初めて花開くもの。ここにいる皆様にも改めて拍手を送りたい」とメッセージを送りました。
また惜しくも大賞を逃した2作品の監督には、奨励賞として茨城県が日本一の生産量を誇るメロン(県産銘柄「イバラキング」)を贈呈。フィナーレのフォトセッションには、茨城県のマスコット・ハッスル黄門も加わって、今年も賑やかなセレモニーとなりました。
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いかがでしたか?
大賞作品『IMC』は、今後、国内外の映画祭のほか、県立図書館等の公共施設や、いばキラTVなどでの上映と配信が決定しています。ぜひチェックして、行きたいスポットや食べたい郷土料理など、あなただけの“MY茨城“を見つけてください!